向精神薬 離脱の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
23歳 女性
精神的なストレスでイライラしたり、生理痛がとても酷く婦人科や精神内科でお薬をもらっているが、体調が思わしくない為、漢方薬を併用していきたいと来店されました。
体も疲れやすく、精神的に不安定になりやすく、生理前はとてもイライラしてしまうそうです。
頭痛や胸の張りも酷く、吐き気も酷くなるようです。体がビクビク痙攣が起こりやすくなったり、力が入らない事があるそうです。
病院からはソラナックス、リスミン、ジェイゾロフト、レキソタン、ガスター、ムコスタ、ロキソニンをもらっているそうです。
中国医学的に診ますと『心脾両虚』、『肝鬱血瘀』の状態と考えます。
その為、胃腸をシッカリさせながら精神的な不安感を取り除いていく漢方、気の巡りを良くしてストレスを晴らしていく漢方をお渡ししました。
体はとても過敏の為、少量で穏やかに効くようにしました。
その為、少しずつ疲れやイライラはマシになってきました。
生理前はイライラ感が強く出るようです。
半年ほどしますと生理痛はかなり楽になり、痛み止めを飲まなくても大丈夫な状態になってきております。
1年ほどして、精神薬やピルは飲まなくても大丈夫になり体調も良くなりましたという報告を受けました。たまにイライラしますが、大きな問題はないようでした。
人間は基本的に3食の食事と睡眠がシッカリとれておれば体調はあまり崩すことはないと思われます。
その為、普段の日常生活において、基本的な事を再度お伝えしました。
1年ほどかかりましたが、体調は安定して、疲れやイライラ感も治まってこられました。
健康のありがたみは病気をしないと気付く事ができないと思います。
H様は辛かったかもしれませんが良い経験をなさっています。
これからも健康で元気に楽しい人生を送って下さいね。
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